ここは うたの 湧くところ


これは東郷清丸の公開メモ帳です。更新したものがほぼリアルタイムに反映されています。テキストは突然あらわれたり消えたりして、アーカイブは残りません。 東郷清丸のwebサイトはこちらです。

日記

(1/21)_近所にまたひとつ公園ができて芝生が気持ちよかった。夕方にも河原に寝そべって音楽を聴いた。ここ二日は天気がめちゃくちゃよくて空が広い。ネイルをしてもらっった。。

(1/20)_まだレコーディングすらしてないのに、録ったあとのことを考えていた。改めて計算すると媒体をどうするにしても初期費用はしっかりかかるし回収のあてはなく、配信は実入りはほぼないし。いまの時点では発表云々というより自分が聴くためにまず作りたいという気持ちが強く、リリースにかかる出費たちがなんかネガティブに感じるため、今は考えないことにしよう。配信で思い出したけど1週間ほど前に某ラジオ番組でしっかりご紹介いただいたタイミングで再生数増えてないか確認したらあんまり変化がなかった。空虚

(1/19)_2時間半くらいは散歩に費やした気がする。天気もよかったしこのくらいがほんとはちょうどいい。生活リズムが夜めにシフトしていて、もうちょい朝めに持っていきたいけどなかなかうまくいかない。twitterやめて一週間くらいたつけどほんとに心が快適。好きでやってたけどもういらなくなった。1年くらい余韻は残るんだろうな。



架空のインタビュー

■:前作の「Q曲」(2019年)以来、アルバムとしては2年ぶりのリリースですね。まずは制作にいたった経緯を聞きたいのですが。

清丸:経緯ってほどのことではなくて、シンプルに、作りたくなったから作ったって感じです。

■:自然と湧き出てくるように、ということでしょうか。

清丸:はい。そういうと普通のことのようにも思えるんですが、自分にとってはこれまでにあまりなかったことでして…

■:といいますと?

清丸:今までいろいろと曲を作ってきたんですけど、ほとんどは締め切りに追われていたといいますか。たとえば「ライブの持ち時間が長いからもう1曲なきゃ」とか、「アルバムにするにはあと3曲必要」とか、締め切りのギリギリまでやっていて。

■:なるほど。

清丸:要するに時間のない中で作るのが状態化していたんですよね。制作時期以外にはあまり手も動かさなかったし、だからストックとかもなくて、直前に急に動き出すという。

■:それはそれで瞬発的なアイデアが生まれてきそうではありますね。

清丸:そうなんですけどね。でもそればっかだったから、そろそろ飽きてきたというか、もっとじっくり時間をかけて、層を重ねるようにして音楽を作りたいなって思ったのがきっかけといえばきっかけですね。

■:自身としては新しい心持ちで制作に移っていったわけですね。それは昨年に事務所を改造して作ったという「Allright Music Studio」や、その場所で一日のうちにEPを録音してリリースした「トーゴーの日」の流れの延長線上でもあるのでしょうか。

清丸:あ、はい。自分でスタジオをDIYしてそこでEPを録ったって経験はめちゃくちゃデカいです、、



歌詞メモ



はどう県

ドキドキのかたまりと からまっていく糸と糸 こときれた街並みを 振り返らず踏みわけ

ああ ここは はどう県 さらけだしたらほら はじまる それは ああ ほんの可能性 差し込む光を飲み干す

ときどきの触れあいに ととのっていく人と人 底知れぬ欲望を 突き返さず抱き寄せ

ああ ここは はどう県 交わしあう言葉が 気持ちいい だけど まだ ほんの五合目 終わらない旅路をゆくのさ

その先で瞬く光 恐ろしきまばゆさよ


あたらしい鰓

渇いてる こんなにも いつのまにか どれだけ深く吸い込んでも息苦しい街で 喘ぎながら 泳いでも

もたれあう からだ同士 すりへっていく そろそろ 生え変わるころさ あたらしい鰓に 怖くても 止まらないんだこれ うう

むきだしで 風すらも 噛み付くようで あしたにたどり着けるかは 誰もわからないけど ああ きっとまた逢いましょう

ほとばしる 胸の内で 今ならば 星たち 通じあえるよね あたらしい鰓で 濾しとるムード 煌めいていく予感 


 

きたい

ずいぶんと沢山 お別れをしたね こんなにも僕ら軽くなって いまにも ふわりと 浮かび上がりそうさ 大きなうねりに この身をあずけて きりもみちぎれた声が 世界中を ゆうゆうと 飛んでゆきそうさ かけめぐる血潮が 陽だまりに沸きたち ふいにこぼれた涙 静かに この空を 染めてゆきそうさ



遥か昔に日差しを浴びた あの身体はいまはもういないのにここで鳴っている

もういない人たちの聞こえてくる声が 自然に

花がかり

アンプも通さないエレキギターの音で

ここで、溢れ出すのを待っている

今日は君の声がきこえる日

もういない人の声をたぐり夢を見てるような午後

夜にうごめく孤独ひとつ 川を下るゴミひとつ はしる鳥にあるく魚、◯◯◯◯◯◯を笑うわたし

ラッパになりたい僕とドラムになりたい君が 泣きながらもんどりうっている

川の上で光の亡霊が大行進 のびすぎた影はうすぼやけて

裸のまんまで殴りあって

やわらかな芯 

傷つきやすくなった春のメロディ 歌って

強がりに口笛なんか

コードをどうこうして

とにかく気持ちよくなろう

沈んでく夕陽を黙って見つめて

そうやって、いつでもちょっとイラついてる

きらきらの味

うごめく

富士山は不機嫌になったりするのかな

君の考えてること 予想どおりだったことない

どうせあなたは悪気もなく

名前をつけると動き出すからよくよく考えて

接続がきれると、みえなくなってしまう

それはいつものこと

電圧をかけたら

うかつに言ってしまうと

大事ななにかが抜け落ちる

うかつに名前をつけるとそいつはひとりでに踊り出す

その躍動に淡々とナイフを突きつけられるか

正直バカにしてた 心の中でだけは

日焼けたミントがはじけて

へぼい

こときれた

黒幕

はずれでもあたり

こころのボス

それだけの理由

正解はあたらしい間違いのはじまり

見るとこ変えたら、もうそれにしか見えない

悲劇ばかりを想像させられて

治しますから愛してほしい

過去まで呪いだして

オートカクテキ

バタくさい

その皺にほんとは意味なんかないのに

世界の終わりみたいな朝にも

きみの変な持論

人を殴っておけばよかった

交差点の人 みんな見上げてる

それしかしらない

椅子の上に立って外見てる子供

とげとげしいからだ

不覚、深く

あわせのんだ

傷つきやすい体のまま野原を転げ回って 真っ赤になって笑おう

なんでこんなこと君に話してるんだろ

その力の使い方を

悔しがるそぶりだけねえ

そこを通るための形になって

あれもこれも持ってきたかったけれど

宵闇がくっきりと孤独を映し出して

苛立っている あなたの声を

なんでもないふりして

あなたが流した手紙は、きっとわたしが受け取るでしょう

ともだち増やすうた

JP-48

ただ眩しくて もっと触れたくて ためらうほどに遠ざかる あなたの香りが もどかしくて 形になりたいんだ うう

ジャックの中の蜘蛛の巣

足の裏に感じる

わかればわかるほど色濃くなっていく不思議

なんでもない風に笑うあなたの声

そこにいるのに生きてるかわからない

あなたの空虚がかたちを変えてわたしの余計を食べる

あなたの既視感をおしえて

超意訳

髪の毛一本もうごかない

どこからがわたして、どこからがあなたか

ひきちぎられそうな夜に

体の中に風を通して すべてが変わってしまうかもしれない

いまここで、初めて産まれたような気がする

君んち まるで外国みたいな におい

飛行機の音 こわがってた あの日の グラウンド

そのときあなたの指先は どんな形してるの

あっというまに雲の上まで

描けるか 巨大な三角形

濾しとる

あたらしい鰓

なんだか息が苦しくて あなたに逢えた

風のゆくさきを匂いでつかんで

口笛

涙のわけも

ぶらぶら あてなどなくても鼻の向く方へ

差しかかってる今 わかるかい

つまらない夢なら 忘れて もっと ああ 君を見つめて

まぶたを開けて 何を見るでもなく すべてを感じている

生きてるかぎりのならわし

気づいてほしかったから気づけなかった

離れて暮らす僕らが初めて会う人のように

初めて出会ったように

別々の街で暮らして


眠りかけた頃に 疼きだすいつかの秘密が ベッドの中を跳ね回り 今夜も朝を遠ざける あなたはあの日から 退屈そうな顔のまま こちらを振り返りもせず もやの中へと消えてった ごめんねと言えたところで 何が戻るわけもなく ありがとうと言えるころには 何もかも終わっていて まるで雲を掴むようで


Let’s walk around anyway.

朝陽を浴びて 湯気のたつキッチン 窓開けて 風の匂いが うつろいゆく先を 教えてくれそうさ 今日は口笛吹き鳴らし 歩いてみよう

誰もがポケットの中は 痛みも握ってて なに食わぬ顔のまま 手を振りあって あいさつ交わしたら あてなどなくていいからさ 歩いてみよう しゃべりながら

見上げた白い雲がどんな形に見えてるか教えて

目まぐるしい街を見下ろして ひとつ 深呼吸 風の匂いが 流れに乗るコツを 教えてくれそうさ 惜しみなく夢を描いたら 歩いてみよう 笑いながら 口笛吹きながら


春待つワルツ

白い息が もくもくと 空に届いたら 手と手つないでおどろうよ 春待つワルツ

息を ひそめたら 空気がひび割れていく きぃん きぃん きぃ〜ん

魚 けもの 虫 花も 春を待っている 耳をすませば聴こえるよ 水や土のした それぞれのワルツ

たらららららら

白い湯気が もくもくと 身体つつんだら ぬくいお風呂で歌おうよ 春待つワルツ

ふふふふふふふ

light the wind

浮かれそぞろの心凪ぐように はじかみ、火を灯せ。 ただ在るように響く言の葉を 月光にひたし、歌え。