感想日記


先日、百合薔薇会に参加させていただきました。
会の詳細は某氏の開催レポに任せるとして、私が個人的に思った事を綴っていきます。

最初のテーマはBLに何を求めているか。
簡単に言えばトキメキなんだろうけど、なにゆえ男女の恋愛ではなく同性同士にトキメキを求めるのかを改めて考えさせられる会でした。
会にて発言した時は深く考えずに流れに任せて喋ってしまった部分が多かったので改めて考えてみたくて日記を書きました。

まず最近の私は漫画や小説を購入せずネットでなろう系を読む事が多いので、BL・NLの摂取割合は同一もしくはNLが多いかもしれません。
ただ投稿される数の問題もあるでしょうがNLもBLもテンプレ的な異世界を読む事が多く、そういう意味ではファンタジー要素が入ってないと楽しめないという意見に沿う部分がありそうです。
でもよくよく考えてみると一般漫画のヒロインやヒーローに対して「そんな奴いねぇよ!」という感情が無きにしもあらずなので、通常の漫画もある意味ではファンタジーっぽいのかなぁとも思います。

BL・NL問わずフィクションの作品である以上ファンタジー要素があるという視点に立った上で、あえてBLを読む理由を再考してみると

a 同性愛が障害となり得ること
b 自身とは違う性だから

の2点が主な理由かなと感じました。

a 同性愛が障害となり得ること
恋愛には障害がつきものであり、物語として恋愛を表現する際には有用なスパイスとなります。
男女間の場合ライバル女子を登場させたりしますが、私自身は主人公がライバル女子に関して思い悩むという形を読むのが苦手です。
その点BLの場合は同性間の恋愛がマイノリティであるという現代風潮ゆえに恋愛感情を持つという段階で障害として描くことができます。
友情と恋情の間で揺れ動き葛藤し自問自答を繰り返しながら関係を深めていくのが好きです。
そういう意味で学生物のBLを好むのだろうなと実感しました。
幼く未熟で自身のことすらあやふやな中で特別親しくなった相手の存在をどの位置に据えるべきなのか葛藤する。
うん、大好きです。

b 自身とは違う性だから
上記で挙げたライバル女子について、乙女ゲームに出て来るライバル女子と主人公との百合が好きという意見もあって「なるほど!」と新たに楽しめる視点を得ました。
なろう系でもざまぁ展開からのオチとしてGLに繋がる作品があったので納得しやすかったです。
ただ少女漫画でのライバル女子って主人公目線で読むと好感が抱きにくかったりします。
私自身が書く時にもライバル女子は女性性の嫌な面を存分に出して書いてしまうことが多いです。
その点BLの場合はライバルが出て来たとしても、それが男性であれば自身と違う性別であるため一歩おいた目で見られるし、女性であったとしてもBL本という観点からみてライバル女性を選ばない可能性が高いという安心感があります。
ライバルに関することだけでなく、BL本の中で男性キャラが思い悩み葛藤していても異性である自分にリンクしにくいというか自己投影せず客観的に目視できる感情と関係性のエッセンスを楽しめる。
これを敢えて悪い言い方をするならば「対岸の火事の綺麗さを眺めて楽しむ感じ」なのかもしれません。
なのでtwitterで見かけた「BLはポリコレ的にはアウト」の論理展開は納得です。
しかし私的にはポリコレ論者ではないし巨乳キャラも別にいいじゃんっていう考えなので、これからもBLを楽しんでいきたいと思います。



上記を踏まえた上で、需要ないかもですが理由aに当てはまるBL漫画と私が読んで百合っぽかった少女漫画(箱庭感も儚さもないので百合推しの方には微妙かも?)を置いておきます。

BL
高井戸あけみ ブレックファーストシリーズ

少女漫画
橘裕 『ガッチャガチャ』


最後に会を主催して下さった方、ご一緒させていただいた方々、途中で通信が切れてしまってご挨拶ができませんでしたが、楽しい時間をありがとうございました。